大口式インプラントとは?
●「体に優しい大口式インプラントシステム」
国際審美学会会長大口弘先生が考案された「オーギュメーター」という手術器具を用いたインプラント治療です。
オーギュメーターの利点
- 骨を削り取るドリルを使わない。
- 従来のドリルによるインプラント手術では簡単には出来ない、薄いアゴの骨でもインプラント体を埋め込むことが出来る。
- ドリルを使わないので、周囲の神経や血管を傷つける危険性が非常に少ない。
- ドリルの振動がないので術中不快感が少ない。
- 骨を削り取らないので、術後の痛みや腫れ、出血が少ない。
- 薄い骨でも使え、神経・血管への危険性が少ないので、CT等による術前精密検査が不要な場合が多く、術前検査費用負担を軽減できる。
オーギュメーターの欠点
- ドリルで骨を削る従来の方法より、若干時間がかかる。
従来のインプラント手術では、ドリルで削ってアゴの骨に穴を開け、そこにインプラント体を埋め込んでいました。
インプラント体は直径4mm程度有るため、その周囲に1mmの厚さの骨の壁を残すとして合計6mm以上の骨の厚さが必要でした。
アゴの骨が痩せて薄くなったところにインプラント体を埋めなければならないとき、インプラント体の一部が骨から露出してしまうことがあります。
このような時には別の場所から骨を削り取って移植したり人工骨を盛り土(盛り骨?)をしなければなりません。

インプラントを入れるために、大事な自分の骨を削って穴を開け、足りない骨を別の場所から持って来る・・・
何か矛盾していると思われませんか?
そこで大口先生により考案されたのが「オーギュメーター」です。
これは簡単に言うと、直径0.5mm~3.6mmまで主に0.2mmずつ太くなる16本の千枚通しのセットの様な物と思ってください。

ドリルは通常、最初に一番外側の硬い骨(皮質骨)にスタートポイントを設けるため、直径0.7mm、深さ2mm弱の穴を開けるときだけしか使いません。
あとは細い方から順番にオーギュメーターを必要な深さだけ差し込んで少しずつ骨の穴を押し広げ、出来た穴にインプラント体を埋め込めば終了です。
この方法によれば、厚さわずか2mmほどしかないアゴの骨にも、インプラント体を埋め込むことも可能になります。
現在、このオーギュメーターの新しい使用方法が次々と考案開発されています。
今後より安全に広い範囲への応用が期待されています。
●「実際の患者さんの感想」
過去に従来のドリルによるインプラント治療の経験のある患者さんは、
「前に比べて腫れや痛みを殆ど感じない」と
話してくださいました。
あすみが丘ヒルサイド歯科では、現在では特殊な例を除いて全て大口式インプラントシステムを採用しています。